ウレタンクリア塗装後の研磨作業について
先日、ER34のカーボンボンネットにウレタンクリア塗装を行いました。
ウレタンクリア塗装だけでのある程度は光沢がありますが、研磨作業を行うことで、さらに光沢を出すことができます。
研磨作業を、以下の手順にて行いました。
研磨作業の手順
①耐水サンドペーパーで研磨する
「1000番手→1500番手→2000番手」の順で、耐水サンドペーパーで研磨します。
ウレタンクリア塗装だけだと、塗装表面がザラザラしています。
その塗装表面のザラザラを、耐水サンドペーパーで平らにするイメージです。
②ボディ用コンパウンドで研磨する
塗装表面が平らになったら、いよいよ光沢を出すための研磨作業となります。
ボディ用のコンパウンドを使用して、研磨作業を行います。
私は、ソフト99のボディ用コンパウンドを使用して、「細目→中細→極細」の順で研磨しました。
上記の作業は、ウレタンクリア塗装の場合に限らず、通常のボディ塗装でも同様に行う作業です。
研磨作業前後での比較
研磨作業前と研磨作業後の状態を比較してみます。
<研磨作業前>
ウレタンクリア塗装直後のカーボンボンネットの状態になります。
光沢はありますが、光沢にムラがある感じです。
<耐水ペーパーで研磨後>
耐水ペーパーでの研磨により、表面のザラザラは無くなっていますが、光沢が少し消えている感じになります。
<ボディ用コンパンドで研磨後>
キレイに光沢が出て、周りの景色が映り込む状態になりました。
研磨作業後の感想
研磨作業前後の写真比較からでも分かるように、研磨作業後の方が断然光沢具合がイイです。
ウレタンクリア塗装の前の処理が十分ではなかったので、最終的な仕上がりとしてそれなりですが、遠目で見ればイイ感じになりました。
というよりも、ウレタンクリア塗装後の仕上げとして、その後の研磨作業が重要であると、改めて認識しました。
次にウレタンクリア塗装を実施する際にも、しっかり研磨作業を行いたいと思います。