ER34のタイヤをYOKOHAMA「ADVAN NEOVA AD09」へ交換
私のER34は、以前より「ADVAN NEOVA AD08R」を使用していましたが、今回は2022年2月に発売された「ADVAN NEOVA AD09」を試してみることにしました。
「ADVAN NEOVA AD09」の特徴
横浜ゴムのホームページに詳細が載っていますが、AD09の特徴は以下の通りです。
①左右非対称のトレッドパターン
AD08Rと異なり、左右非対称のトレッドパターンになっています。
真ん中より外側がドライ特性のトレッドパターンになっており、真ん中より内側がウェット特性のトレッドパターンになっています。
下の写真では、真ん中より左が外側(ドライ特性)で、真ん中より右が内側(ウェット特性)となっています。
左右非対称パターンで、外側と内側で特性が違うので、タイヤの側面に「OUTSIDE」と「INSIDE」の表示があります。
トレッド外側とトレッド内側の特徴としては、以下の通りです。
<トレッド外側(ドライ特性)>
・縦溝は細く、イン側に寄せ、可能な限り接地面積を確保
・連続するリブによるトレッド剛性を確保
・ラウンドした縦溝により、横力を分散し、リブ角の削れを抑制
<トレッド内側(ウェット特性)>
・太い縦溝を配置することで、排水性を確保
・ラウンドした溝配置は排水性に効果を発揮
・縦溝を横切る長めのラグ溝で、さらなる排水性を確保
②洗練されたサイドデザイン
「新金型加工」によって、サイドウォールのコントラストがより鮮明になり、一新した力強いロゴと相まって、プレミアム感を演出しています。
③溝面積比は維持しつつ面取りを採用
これにより、リブ角の削れが大きく改善し、サーキット摩耗の向上に寄与しています。
④カーカス材を大きく変化させた新構造
これにより、ヨコハマ史上最高レベルのケーシング剛性を実現しています。
文章だけでは分かりにくいので、この点について詳細を知りたい人は、横浜ゴムのホームページをご覧ください(-_-;)。
AD08RとAD09との外観比較
■サイドウォールの比較
パッと見た感じでは、「ADVAN」の文字が大きくなっているのが分かります。
<AD08R>
<AD09>
■トレッド面の比較
AD08Rは左右対称のトレッドパターンであるのに対して、AD09は左右非対称になっています。
また、AD08Rは真ん中にストレートの溝があるのに対して、AD09ではストレートの溝が無くなっています。
<AD08R>
<AD09>
AD09に交換しての感想
グリップ性能で言えば、ドライ・ウェット共にAD08Rよりも高いという印象です。
ドライでグリップ性能が高いのは分かりますが、ウェットでもグリップ性能が高いのは驚きです。
今後、AD09の耐久性はどの程度なのか、検証していきたいと思います。