ER34のフューエルフィルター交換作業について

ER34のフューエルフィルターについて、前回交換後4年が経過しましたので、交換することにしました。

今までは車検時にディーラーで交換をお願いしていましたが、今回は自分で交換してみました。

 

ER34のフューエルフィルターについて

・ブランド:ピットワーク(日産純正)

・品番:AY505-NS001

AY505-NS001

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箱の裏面に記載されている適合表には、ER34の記載はありませんが、この品番が適合となります。

AY505-NS001

日産車だけでなく、「マツダ車」や「いすゞ車」も適合に入っているのが驚きです。

上記以外でも、S14及びS15のシルビア、ECR33・ENR33・ER33のスカイラインもこの品番です。

フューエルフィルターの定番の流用として、Z32用(AY505-NS005)を使用するというものがあります。

ER34用よりもフィルターが大きいのですが、性能が優れているかどうかは不明です。

個人的には、大きいサイズのフィルターを付けるよりも、車種専用品を定期的に交換する方がよいと感じています。

 

フューエルフィルターの交換履歴

これまでの交換履歴は以下の通りで、交換履歴4が今回の交換時の走行距離になります。

<交換履歴1>

・交換時走行距離:64,696km

 

<交換履歴2>

・交換時走行距離:95,578km

 

<交換履歴3>

・交換時走行距離:137,662km

 

<交換履歴4>

・交換時走行距離:174,240km

 

フューエルフィルターの交換手順

①フューエルポンプのヒューズを抜く

運転席のアクセルペダル横のヒューズボックスにある、「フューエルポンプ」のヒューズを抜きます。

フューエルポンプヒューズ

フューエルポンプヒューズ

この手順は、フューエルホース内の燃圧を抜くための準備になります。②の手順でクランキングした時に、燃料タンクからガソリンが流れてこないように、ヒューズを抜くことで燃料ポンプを作動しないようにします。

 

②クラインキングを繰り返してフューエルホース内の燃圧を抜く

①で燃料ポンプのヒューズを抜いているので、クランキングしても燃料タンクから燃料は送られてきません。

クラインキングして、ホース内に残っているガソリンをインジェクターから排出して燃圧を抜きます。

 

③フューエルフィルターを取り外す

正直、フューエルフィルターだけを取り外すには厳しいかもしれません。

フューエルホースの接続部が固着しているので、ホースも交換を前提で考えた方がよいです。

私は固着していたホースをカッターナイフで切り込みを入れて、取り外しました。

上側は、フューエルダンパーと接続されているホースの部分から取り外しました。

ER34 燃料ライン

 

下側は、フューエルフィルターに繋がっているホースごと取り外します。

ER34 燃料ライン

 

下の写真は、ホースごとフューエルフィルターを取り外した状態です。

ER34 フューエルフィルター

 

フューエルホースは、内径8mmの汎用の燃料ホースを用意しました。

フューエルホース

 

新旧でフューエルフィルターを並べて比較するとこんな感じです。

フューエルフィルター比較

 

④フューエルフィルターを取り付ける

逆の手順でフューエルホースとフューエルフィルターを取り付け状態で、元のフューエルラインに戻します。

ER34 フューエルフィルター

 

⑤フューエルポンプのヒューズを取り付ける

運転席のアクセルペダル横のヒューズボックスにある、「フューエルポンプ」のヒューズを元に戻して終了です。

 

フューエルフィルター交換後の感想

フィルターが新品になり、燃料が通りやすくなった為か、少しトルクが上がったような印象がありました。

また、取り外したフューエルフィルターの中から出てきたガソリンを取り出して、汚れを確認してみました。

ガソリン

ガソリンの色からすると、思ったよりも汚れはひどくないような気がします。

フィルターが目詰まりを起こしていると、パワーも出ませんし、燃費も悪くなるので、目詰まりが起きる前の交換がよいです。

ただし、フューエルフィルターの外観からでは全く汚れ具合がわかりませんので、自分なりに交換頻度を決めて行うのがよいと思います。

私の場合、走行3~4万kmを目安に交換していますが、特にトラブルもないので、今後もこの頻度で交換していこうと思います。

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