アストロプロダクツ「プラスチックラダーレール PR362」を購入

車高を落としているローダウン車は、ジャッキアップするのも一苦労です。

ローダウン車用のジャッキがあれば、少しマシですが、私が持っているジャッキは通常のものです。

そこで、以前より気になっていた、高さを上げるスロープを購入することにしました。

色々なメーカーから販売されていますが、比較的安価で、かつ知名度のあるアストロプロダクツ製の「プラスチックラダーレール PR362」を購入しました。

アストロプロダクツ PR362

Yahoo!ショッピングで購入

 

「プラスチックラダーレール PR362」について

商品の仕様

・本体サイズ:L700×W200×H80mm

・重量:1.6kg(1本)

・耐荷重:1200kg(2本使用時)

・リフト量:約65mm

・傾斜角:約10°

・材質:PP

・入数:2(2本セットということです)

 

商品の特徴

・ローダウン車のジャッキアップ時の高さ確保に使用

・傾斜が緩やかでリフト量も低い設定なので、車高の低い車両に使用可能

・軽量で持ち運びやすいプラスチック製

 

プラスチックラダーレール使用上の注意事項

本体の付属されている注意事項の中から、ポイントとなりそうな点を抜粋したいと思います。

・耐荷重(2本で1200kg)以下で使用する

・ラダーレールは、1本では使用せず、必ず2本同時に使用する

・柔らかく柔軟な地面、凹凸のある地面、傾斜のある地面、滑りやすい地面などに設置しない

・ラダーレールの幅200mmより、太いタイヤを装着している場合は使用しない

・タイヤとラダーレールの中心を合わせて、タイヤが端に寄らないようにする

・レールを用いて、エンジン、ブレーキなどの分解整備、ホイールの脱着作業を行わない

 

上記の注意点について、実際に体験した内容として補足を記載しておきます。

 

1.「耐荷重(2本で1200kg)以下で使用する」について

車検証に記載されている「前前軸重」または「後後軸重」を参考にします。

ER34の場合、前前軸重が820kg、後後軸重が610kgなので、どちらも耐荷重以下になります。

 

2.「200mmより太いタイヤには使用しない」について

私のタイヤサイズは245/40R17なので、200mmより太いタイヤになります。

実際には少しはみ出していますが、使用上は問題なさそうです。

ただし、メーカー推奨ではないと思いますので、200mmより太いタイヤで使用する場合は、自己責任でお願いします。

 

3.「滑りやすい地面などに設置しない」について

設置する路面がコンクリートや鉄板などでは使用しない方がよいです。

路面とレールの摩擦が少ないため、レールを上がっていく途中でレール自体が動いてしまうので、レールの上部フラット面に上がることができません。

実際に、コンクリート路面の上に設置した時、滑ってフラット面まで上がることができませんでした(-_-;)。

 

プラスチックラダーレールの使い方

①タイヤの前にプラスチックラダーレールを設置する

最初の設置の際に、左右均等に設置しておくのがポイントです。

また、レールのスタート位置をタイヤのすぐ前に設置しておくことがポイントです。

最初に、正しく設置しておくことが重要です。

 

②ゆっくりレールを上り、レールの上部フラット面で止まり、パーキングブレーキをかけて、エンジンを止める

勢いよく上がるのではなく、ゆっくり上がっていくことがポイントになります。

マニュアル車だとレールの上部フラット面まで上がると、クラッチを切っても下がっていかないので、それが目安になります。

アストロプロダクツ PR362

 

③左右のタイヤがレールに均等に乗っていることを確認

基本的には、①できちんと設置できていれば、左右均等に乗っているはずです。

 

④レールに乗せていない側のタイヤに、前後から車輪止めをする

レールに乗せていない側のタイヤに、車輪止めをしましょう。

特にパーキングブレーキが効いていないタイヤがレールに乗せていないタイヤの場合は、前後から車輪止めをしておく方が安心です。

車輪止め

 

プラスチックラダーレールを使用しての感想

当初の購入目的の通り、ジャッキアップの作業がかなり楽になりました。

リフト量が65mmもあると、ノーマル車高ぐらいのスペースが確保できていると思います。

アストロプロダクツ PR362

ただし、あくまでもジャッキを使用するための補助道具であり、これだけを使用して下まわりの作業をするのは危険です。

正しい使用方法は、プラスチックラダーレールでジャッキスペースの確保をして、ジャッキを使用して車体を持ち上げて、リジットラックをかけるというやり方です。

ともかく、使用する時は、安全第一で作業しましょう。

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