ER34のエアコンフィルター交換作業について
ER34のエアコンフィルターについて、今まで車検時に交換を依頼しておりましたが、今回は自分で交換してみることにしました。
エアコンフィルターの交換は、業者に依頼するとそこそこの金額になりますので、できることなら自分で実施したほうがよいでしょう。
交換したエアコンフィルターについて
ER34は年式が古いため、適合するエアコンフィルターが、店舗では置いていないことが多いです。
適合品の取り扱いがあるのは、「DENSO(デンソー)」、「BOSCH(ボッシュ)」、「BLITZ(ブリッツ)」が有名なブランドになります。
それ以外では、「PMC」ブランドのパシフィック工業や「G-PARTS」ブランドの和興オートパーツ販売で取り扱いがあります。
今回は、その中でも比較的安価であるDENSOのエアコンフィルターを用意しました。
ネットで購入すると結構安価で購入することができました。
・メーカー:DENSO(デンソー)
・名称:クリーンエアフィルター
・型式:DCC2004
・品番:014535-0950
エアコンフィルターの交換手順
①グローブボックスの下側のクリップ2個を取り外す
グローブボックスの下側2箇所にクリップ(水色)があり、それぞれ内側に動かすとクリップが外れます。
それぞれのクリップを外すには、クリップを手前に引っ張り出して動かします。
<左側クリップの手順(右側クリップは逆方向へ動かす)>
下の写真は、取り外したクリップです。
②グローブボックス右側のダンパーを取り外す
グローブボックス右側にある、ダンパーの固定ピン先端を両側から押して、ダンパーをグローブボックスから取り外します。
③グローブボックス奥のカバーを取り外す
グローブボックス奥のカバーを取り外すには、カウルサイドパネルの奥にあるネジを外す必要があります。
そのために、通常はスカッフプレートとカウルサイドパネルを外さなければなりません。
私のER34の場合は、サブコンの「E-manage Ultimate」専用のハーネスを取り付けるために、カウルサイドパネルを少し加工しておりますので、外さなくても奥にあるネジにアプローチができました。
6箇所のネジ(赤色)を外して、3箇所のクリップ(黄色)を外すと、グローブボックス奥のカバーを取り外すことができます。
④フィルターカバーを取り外す
フィルターカバー下についている、金属製クリップを取り外します。
マイナスドライバーやクリップ外しの工具を隙間に入れて、ひねって下側から取り外します。
金属製クリップを外したあとに、フィルターカバーを少し上に持ち上げると取り外すことができます。
⑤フィルターケースを取り出す
フィルターケースのツマミを持って、フィルターケースを取り出します。
下側のフィルターから取り出してから、上側のフィルターを取り外します。
⑥フィルターを交換する
取り外したフィルターケースに付いている、古いフィルターを取り外します。
フィルターケース内も汚れているので、新しいフィルターを取り付ける前にキレイにしておきましょう。
DENSOのフィルターを入れてみると、左右に隙間がありました。
そこで、裏側が粘着テープになっているスポンジを購入して、貼り付けてみました。
⑦逆の手順で元に戻す
フィルターの交換が終わりましたら、⑤→④→③→②→①と、逆の手順で元に戻して終了です。
エアコンフィルター交換後の感想
エアコンフィルターの交換作業は、車種によっては簡単な作業(工具不要)であったりしますが、ER34は他車種と比較して難易度が高めの設定になっているようです。
今回は初めてということもあり、少し時間がかかりましたが、作業自体はそれほど難しくはないので、次回以降はすんなり交換できそうです。
エアコンの臭いや効き具合といった点については、嫌な臭いもなく、効き具合も少し良くなったような気がします。
もっとも、今回はエアコンフィルターの交換だけでなく、エバポレーターの洗浄も同時に実施しましたので、その効果もあると思います。
エバポレーターの洗浄作業については、改めて記事にしたいと思います。