日産「E12ノート e-POWER」の2回目の試乗について

先日、車検のためにER34をディーラーに預けた際に、代車として「E12ノート e-POWER X」を借りました。

E12 ノート e-power

2年前にも、ER34を預けた際に「E12ノート e-POWER」を代車として借りましたので、今回が2回目です。

前回に借りた時に確認していなかった「ドライブモード」について、今回確認することにしました。

 

「ドライブモード」の切り替え

セレクトレバー(シフトレバー)とサイドブレーキの間に、「ドライブモード」というボタンがあります。

ノート ドライブモード

このボタンを押すと、「NORMAL」→「S」→「ECO」→「NORMAL」という順にモードが切り替わります。

①NORMALモード

メーターパネル左側にあるシフトポジション表示の右側に何も表示されていない状態が、NORMALモードとなります。

ドライブモード NORMAL

速度計中央に表示されている「航続可能距離」は、「436km」と表示されていました。

 

②Sモード

「ドライブモード」ボタンを1回押すと、シフトポジション表示の右側に、緑色で「S」と表示されます。

「S」は「Sport」ではなく、「Smart」の略のようです。

ドライブモード S

速度計中央に表示されている「航続可能距離」は、「461km」と表示されていました。

NORMALモード比較して、このSモードは、加速も燃費もよいのですが、他のモードと比べて走行音が少し大きいと感じました。

 

③ECOモード

さらに「ドライブモード」ボタンを押すと、シフトポジション表示の右側に、緑色で「ECO」と表示されます。

ドライブモード ECO

速度計中央に表示されている「航続可能距離」は、「482km」と表示されていました。

名称のとおり、一番燃費がよいモードです。

ただし、アクセルONの時の発進加速は、NORMALモードの時よりも緩やかになっており、急加速を抑制して燃費を向上させているようです。

 

ドライブモード切替にて運転してみた感想

1.アクセルペダルOFFでの減速機能が良い

3つのドライブモードの内、Sモード(②)とECOモード(③)の時、アクセルペダルOFFで通常より減速する機能が働きます。

実際にアクセルOFFでの減速を体感してみましたが、結構しっかりと減速します。

MT車の1速でのアクセルOFF時のエンジンブレーキのような感覚です。

MT車のエンジンブレーキと異なる点は、ブレーキペダルを踏んでいなくても、アクセルOFFのみで減速度合いに応じてブレーキランプが点灯するようです。

後続車に減速をブレーキランプで伝えることができるので、この点は安全面でも考慮されていると思います。

ただし、アクセルOFFでしっかり減速するので、少し慣れは必要かと思います。

逆に、このモードに慣れてしまうと、普通の車に乗った時にアクセルOFFであまり減速しないので、危ないかもしれません。

 

2.モーターによる加速がすばらしい

これは前回の試乗の時にも書きましたが、アクセルを踏み込むと一気に最大トルクの25.9kgmに到達するので、上り坂での追い越しも楽々です。

Sモードの方が加速感はありますが、NORMALモードでも十分な加速感が味わえます。

ただし、ECOモードだと加速が緩やかになってしまうので、加速感が欲しい時は、ECOモード以外を選択しましょう。

 

総括として

コンパクトカーの中では、運転していて楽しいし、実用性のある車だと思います。

3年連続コンパクトカー販売台数日本一」と謳っているだけのことはあります。

人気のある車ですが、中古車・新古車で購入すると比較的安価に購入することができそうです。

「カーセンサーnet」で検索

新古車で購入するという選択肢はありだと思います。

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