大橋産業(BAL)「ピットスタンド(No.922)」を購入
ローダウン車にも対応しているリジットラックとして、BAL「ピットスタンド(No.922)」を購入しました。
この製品の特徴は、サドルの高さの最低が160mmと非常に低いという点です。
「ピットスタンド」の仕様
・最大荷重:2.0トン/2脚使用
・サドル高さ:160mm~240mm
・本体サイズ:185(W)×206(D)×168(H)mm
・質量:1.3kg(1脚)
サドルの高さを以下の3段階に調整することができます。
<高さ160mm>
ストッパーを使用せずに一番下に設置した状態です。
<高さ200mm>
ストッパーをサドルの一つ目の穴に通した状態です。
<高さ240mm>
ストッパーをサドルの二つ目の穴に通した状態です。
以前に購入した「折りたたみジャッキスタンド」の場合、最縮長でも276mmでしたので、それよりも低い位置での調整が可能となります。
ジャッキアップアダプターを購入
このピットスタンドを純正ジャッキポイントで使用するために、以下の製品を購入しました。
同じくBALの「ジャッキアップ用アダプター(No.1350)」になります。
ピットスタンドに取り付ける際には、アダプター下部に付いているスナップピンは不要なので、取り外しておきます。
BALのピットスタンドの上部には、「ジャッキアップ用アダプター取付穴」があり、この穴にアダプターを差し込んで取り付けます。
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これにより、純正のジャッキポイントを利用して、ピットスタンドにて車体を保持することが可能になります。
アダプターの高さは38mmなので、調整したサドルの高さプラス38mmが実際に車体を持ち上げる高さになります。
「ピットスタンド」の保管方法
以前に購入した「折りたたみジャッキスタンド」と入替で、コンテナーBOXに収納し、常にトランクに積んでおきます。
この「ピットスタンド」はサイズがコンパクトなので、工夫すればキレイに収まりました。
実際に使用しての感想
実際に、リア側にジャッキスタンドを使用してみました。
上の写真は、高さ200mmでセットして、アダプターを取り付けて、純正ジャッキポイントで使用している状態です。
高さ200mmに設定すると、車体下に潜ることはできますが、車体下で体を回転するのが少し困難でした。
車体下に潜って作業をする場合は、高さ240mmに設定する方がよいと思います。
使用する時の注意点として、必ずスナップピンをストッパーのスナップピン取付穴に差し込み、ストッパーが抜けないことを確認しましょう。
また、アダプターを使用することで、純正ジャッキポイントでしっかりと保持することができます。
車高が比較的低いセダンやスポーツカーなどの場合、軽作業においてはこの「ピットスタンド」はオススメです。
力が必要な作業があり、車体下に潜る場合には、もう少し車体を持ち上げた方が作業しやすいと思いますので、このへんは使い分けでしょうね。