ER34のカーボンボンネットにウレタンクリア塗装を実施

私のER34には、カーボンボンネットに純正色が塗装されておりましたが、塗装剥がれが目立ちましたので、純正色塗装を全て剥がして、カーボン柄を復活させることにしました。

カーボン柄のままだと、紫外線等によりすぐに白ボケしてきますので、ウレタンクリア塗装を行いました。

今回は、ウレタンクリア塗装の手順を記事にしたいと思います。

 

ウレタンクリア塗装での準備物

■Holts(ホルツ)「ウレタンクリアコートスプレー」2本

ホルツ ウレタンクリア

ウレタンクリアコートスプレーを2本用意しました。

正直、2本だとギリギリでした。

ER34のボンネットを塗装するのであれば、3本あったほうがよいと思います。

 

■染めQテクノロジー「ミッチャクロンマルチ」1本

ミッチャクロンマルチ

「ミッチャクロンマルチ」は、金属から樹脂まで幅広い素材に対して多種多様な上塗り塗装を長期にわたって密着させるプライマーであり、ペーパー研ぎが不要で強力な密着力が得られるものです。

巷でかなり評判のよい、塗装下塗りプライマーです。

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■Holts(ホルツ)「シリコーンリムーバー」1本

シリコーンリムーバー

ウレタンクリアを塗装前、さらにその前の、ミッチャクロンマルチを塗布する前に、このシリコンリムーバーを使用して脱脂を行います。

 

カーボンボンネットのウレタンクリア塗装手順

①ボンネットを車体から取り外して塗装準備を行う

まずは、車体からボンネットを取り外します。

ボンネットに付いている、エアロキャッチとウォッシャーノズルを取り外します。

下に新聞紙などを敷いて、床面を養生します。

ER34 ボンネット

塗装場所としては、できれば屋内でほこりが飛ばない所で、かつ換気もできる環境がベストです。

②カーボンボンネットの表面を脱脂する

「シリコーンリムーバー」を、カーボンボンネットの表面に吹き付けて脱脂します。

缶を良く振って、使用場所から10~20cm離してスプレーし、液が乾かないうちに、布で拭き上げます。

 

③「ミッチャクロンマルチ」を塗布する

使用前に缶を良く振って、15~20cm程度離して、ダブルコート(往復でスプレーすること)で薄く均一に1~2回塗布します。

注意点としては、薄膜で十分な密着が得られるので、厚塗りしないようにします。

その後の乾燥時間として、上塗り塗料が溶剤系の場合では20~30分程度、上塗り塗装が水系の場合では2時間程度となっています。

ウレタンクリアは溶剤系なので、30分程度乾燥させました。

 

④ウレタンクリアを塗装する

使用前に、缶に記載の手順通りに、主剤と硬化剤を混合させます。

ウレタンクリアの塗装は、塗装面と20~30cm離して塗装面に対して平行に移動させて、薄めに塗装します。

この塗装の方法で、3~4回程度の重ね塗りします。ただし、重ね塗りの間隔は10分程度あけます。

 

ウレタンクリア塗装後の感想

塗装環境について、私は屋根付きガレージの入り口付近で塗装を行いました。

ほこりが飛ばないような環境ではなかったので、表面に少しほこりが付着していました(-_-;)。

ただし、塗装後には研磨作業を行いますので、少々のほこりであれば、気にしなくても大丈夫です。

大きなゴミ、髪の毛、虫などが付着している場合には、ピンセット等を使用して除去しておきましょう。

ウレタンクリア塗装の仕上がりとしては、まずまずといった感じでした。

ER34 ボンネット クリア塗装

ER34 ボンネット クリア塗装

今後の作業としては、塗装後24時間経過してから、塗装面の研磨作業を行います。

ウレタンクリア塗装後の研磨作業については、改めて記事にしたいと思います。

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