BELLOF「プレシャス・レイZ HB3/HB4 type」LEDバルブをER34に取り付け
先日、私のER34のハイビームが球切れになりました。
ER34後期型のハイビームの形状は、「HB3」です。
今回球切れになったハロゲンバルブは、カーメイトの「エアー4700K(BD630)」で、約6年間使用していました。
1年間保証の商品なので、6年間使用できれば十分仕事をしてくれたと思います。
この機会に、以前より気になっていたLEDバルブに挑戦してみることにしました。
ただし、バルブがすでに切れてしまっているので、LEDへの交換までの間のつなぎとして、IPFの「SUPER J BEAM X spec Ti A VERSION 4200K(HB4/3)」というハロゲンバルブを取り付けました。
すでに廃盤となっている商品のようなので、ホームページでは掲載されていませんが、明るさは一般的なハロゲンバルブです。
LEDバルブを購入時のポイント
①LEDバルブ本体の大きさ
車種によって、LEDバルブ本体の取付スペースの問題がありますので、購入の際には十分な下調べが必要となります。
ER34のハイビームの場合は、それなりのスペースがありますので、大抵のLEDバルブは取り付けができそうな気がします。
②冷却ファンの有無
冷却ファンがある方が、放熱性が高いので、LEDを明るくすることが可能になります。
逆に冷却ファンが無いタイプだと、ファンのトラブルは無くなり、ファンの分だけ本体をコンパクトにすることが可能です。
明るいLEDがほしい場合は、冷却ファン付を選択する方がよいと思います。
③LED発光面の角度調整が可能か
LED発光面の角度調整ができるタイプであるかどうかが重要となります。
それなりの価格帯のLEDバルブであれば、角度調整可能だと思いますが、安価なLEDバルブは確認の上で購入した方がよいと思います。
「プレシャス・レイZ HB3/HB4 type」LEDバルブについて
今回、BELLOF(ベロフ)の「プレシャス・レイZ HB3/HB4 type」LEDバルブを購入し、交換しました。
「プレシャス・レイZ」LEDバルブの仕様
・色温度:6500K
・明るさ:3600lm
・消費電力:25W
・定格寿命:10000時間
「プレシャス・レイZ」について、上記の購入時のポイントで確認していきます。
①本体の大きさ
ハロゲンバルブの全長が約68mmで、このLEDバルブは全長が75.8mmですので、約8mmの差です。
取り付けに際しては、ほとんど影響がないレベルです。
②冷却ファンの有無
このLEDバルブは、冷却ファン搭載のものになります。
③LED発光面の角度調整が可能か
このLEDバルブには、バルブフランジ角度調整ネジで、LED発光面の角度を調整することができます。
付属の六角レンチでネジを緩めて角度調整を行います。
せっかくなので、ER34で取り付ける時には、どのように角度調整するのがよいかを記載しておきます。
購入時は、コネクター取付位置に角度調整ネジがあります。
調整前の状態で取り付けると、発光面が上下になります。
角度調整ネジを緩めて90度回転させて、発光面が左右になるように調整します。
運転席側は時計回りに90度、助手席側は反時計回りに90度回転させます。
こうすることで、コネクター取付側は上になり、冷却ファン側が下になります。
冷却ファンを下向きで取り付けた方が、ファンに埃や水分が入りにくいので、トラブル防止になると思います。
「プレシャス・レイZ HB3/HB4 type」LEDバルブに交換後の感想
上記の4200Kのハロゲンバルブとの比較してみました。
■ハイビーム点灯状態の外観
比較すると、LEDバルブの方が少し明るく、色合いも白いという感じです。
<ハロゲンバルブ>
<プレシャスレイZ・LEDバルブ>
■ハイビーム点灯時の照射状態
照射状態で比較すると、LEDバルブの方が遠くまで照射しており、明るいです。
写真では違いがわずかのように見えますが、肉眼で見るとかなり違います。
<ハロゲンバルブ>
<プレシャスレイZ・LEDバルブ>
<ロービームのみの状態>
結論としては、夜間の視認性は確実に向上するという感想で、個人的な感覚としてはハロゲンバルブの2倍ぐらいは明るいというレベルです。
もっと早くに交換しておいてもよかったな、と思いました。
ハロゲンバルブでのハイビームの明るさに満足していない方には、オススメです。