ハセミモータースポーツ「カーボンウィッカー」のウレタンクリア塗装
私のER34には2ドア用クーペ純正のリアウイングを取り付けており、そのウイングにハセミモータースポーツの「カーボンウィッカー」を取り付けています。
ヘッドライトのコーティングの際に、余ったコーティング剤でコーティングを実施してきましたが、2~3ヶ月もすると白くくすんできてしまいます。
そこで、今回は耐久性があると言われているウレタンクリア塗装にチャレンジしてみました。
ウレタンクリア塗装に使用したもの
ウレタンクリア塗装には以下の製品を購入しました。
Holts(ホルツ)の「ウレタンクリアコートスプレー」です。
<ウレタンクリアコートスプレーの仕様>
・品番:MH11603
・内容量:320ml
・成分:合成樹脂(アクリルポリオール、ポリイソシアネート)、有機溶剤
<ウレタンクリアコートスプレーの特長>
・耐候性、耐ガソリン性に優れている
・速乾性で強く厚いクリア被膜により光沢のあるキレイな仕上りになる
・塗装後のコンパウンド仕上げが最小限で済む
<主剤と硬化剤を混合させる>
使用前に、主剤と硬化剤を混合させる必要があります。
混合手順は製品缶の裏面に記載がありますので、使用する際はしっかり確認しましょう。
<ウレタンクリアコートスプレー使用時の注意>
・主剤と硬化剤を混合させた後は、12時間以内(20℃)が使用期限
・カーボンウィッカーのサイズだとかなり液剤が余ってしまう
塗装する前の準備
今回のを塗装するにあたり、塗装の対象物である「カーボンウィッカー」をリアウイングから、取り外すことにしました。
取り外した方が圧倒的に塗装しやすいのと、カーボンウィッカーを取り付けている両面テープが少し剥がれているところがあったので、この機会に再度両面テープで付け直しをしたかった為です。
ウレタンクリア塗装の手順
①1000番のサンドペーパーで古いコーティング層を剥がす
まずは、1000番のサンドペーパーで研磨して、古いコーティング層を剥がします。
少々研磨キズが付いても気にせずに、表面のコーティングを剥がします。
②ボディコンパウンド細目で研磨する
1000番のサンドペーパーで研磨したキズを消すように、ボディコンパウンド細目にて表面を研磨します。
③ウレタンクリアを塗装する
ウレタンクリアの塗装は、塗装面と20~30cm離して塗装面に対して平行に移動させて、薄めに塗装します。
この塗装で、3回程度重ね塗りします。ただし、重ね塗りの間隔は10分程度あけます。
④塗装してから24時間乾燥させる
塗装が終わったら、24時間乾燥させます。
⑤1000番のサンドペーパーで塗装表面を研磨する
24時間乾燥させた後、1000番のサンドペーパーで研磨して、塗装表面のザラザラをならします。
⑥ボディコンパウンド細目で塗装表面を研磨する
⑤である程度表面をならした後に、ボディコンパウンド細目でキズを消して、表面をつるつるの状態にすれば完成です。
ウレタンクリア塗装後の感想
塗装前と塗装後の写真を比較したいと思います。
<塗装前>
<塗装後>
光沢があり、とてもキレイになりました。
<塗装後7ヶ月経過>
さらに、塗装後7ヶ月経過した写真が以下のものになります。
7ヶ月経過しても、くすみもなくキレイなクリアが保たれています。
カーボンパーツにウレタンクリア塗装は、非常に良いですね。
今後、どのくらいの耐久性があるのかを確認していきたいと思います。