日産「E12ノート e-POWER」の3回目の試乗について
先日、私のER34のクラッチ交換で車を預けた際に、E12ノートのe-POWERを代車としてお借りしました。
2020年12月よりフルモデルチェンジされた「E13」が発売されていますが、発売前のタイミングでお借りしました。
現在では、E12を購入するには、中古車でしか購入できません。
今回は、走行性能以外のことについて記事にしたいと思います。
室内空間について
室内空間は、コンパクトカーとしてはゆったりした空間を確保できていると思います。
<前席>
<後席>
ホイールベースが2600mmと、コンパクトカーとしては長めであることが、室内空間の確保につながっていそうです。
ラゲッジルームについて
ラゲッジルームはそれなりに広いですが、後輪のタイヤハウス部分が盛り上がっています。
コンパクトカーとしては、比較的広いほうだと思います。
ラゲッジルーム下の工具等について
ラゲッジルームの下には、工具等が入っています。
牽引フック(ネジ式)、タイヤ応急修理キット、パンタグラフジャッキを回す工具が搭載されていました。肝心のパンタグラフジャッキが入るスペースはあるものの、本体が入っていませんでした。
パンタグラフジャッキはオプション設定になっているようです。
もっとも、スペアタイヤが入っていないのであれば、ジャッキも必要ないとは思います。
工具スペースの中央には、発電専用エンジンのためのバッテリーが搭載されています。
バッテリーを後方に積載すると、車両の重量バランスが良くなります。
純正バッテリーには「12V-L2 60Ah 510A(EN)MF 24410 0542R」と表記されています。
「e-POWER」のバッテリーは、欧州規格(EN規格)のバッテリーとなります。
近年は、このEN規格バッテリーを搭載する日本車が増えているようです。
昔はJIS規格のみで対応できましたが、アイドリングストップ車、ハイブリッド車、充電制御車など、車に合わせて専用のバッテリーを選ばないといけませんので、注意が必要です。
E12ノート「e-POWER」には、「LN2」サイズのバッテリーが搭載されています。
エンジンルームについて
エンジンルームには、真ん中付近に発電専用のエンジン(HR12DE)が搭載されており、助手席側には「e-POWER」のロゴが入った駆動用モーターが搭載されています。
「e-POWER」車以外は、この駆動用モーターの部分にバッテリーが搭載されているようです。
駆動用バッテリー(リチウムイオン)は、前席シート下に搭載されています。
総括として
すでにフルモデルチェンジの「E13」が発売されているので、「E12」を新車で購入することができません。
ですので、程度のよい「E12」の中古車を購入するのもありだと思います。
また、「E13」も興味のある車ですので、また代車でお借りすることがあれば、記事にしたいと思います。