助手席のRECARO「SR-6」に自作のシート擦れ防止カバーを装着
RECARO「SR-6」は、非常にホールド性のよいセミバケシートです。
現在、私のER34の助手席に装着しています。
ただし、そのホールド性の高さゆえに、張り出し部分が多く、乗降時に擦れてしまうという難点があります。
運転席で使用していた時に、毎日乗り降りをしているため、シートの脇腹付近の張り出し部(下の写真の赤色で囲った部分)が擦れて穴が開きかかっていました。
現在は助手席としての使用ですが、運転席に装着の場合は、赤色で囲った部分がドア側になるので、乗降時に擦れます。
このSR-6を助手席へ移した理由の一つとして、シートの右側(乗降側)が擦れやへたりが出てきたという点もあります。
助手席にはあまり人が乗らないし、乗り降りしても左側なので、右側の擦れやへたりが悪化することはありません。
とは言うものの、そのままだと同じように擦れで穴が開いてしまう可能性がありますので、対策として擦れ防止カバーを取りつけることにしました。
自作が面倒な人は、インターネットで専用の「バックレストサイドサポートカバー」というものが販売されています。
シート擦れ防止カバーの作成にあたり
シート擦れ防止カバーを自作するにあたり、素材を購入しました。
素材としては、汎用のシートカバーを購入して、サイズに合うように切ったり貼ったりします。
素材は布地でも合皮でも、好みでよいと思います。
下の写真のように、黄色の部分が擦れ防止カバーになります。
この擦れ防止カバーの作成にあたって、シートの内側を通しているので見えませんが、背もたれ部分の内側にもカバーが通っています。
下の写真の緑の部分で、左右の擦れ防止カバーを繋いでいます。
原理としては、擦れ防止カバーでレカロシートをぐるっと一周巻いている状態にしています。
この擦れ防止カバーは、サイズの関係上、4分割で作成していますので、各々の擦れ防止カバーを繋ぐ方法として、マジックテープを使用しています。
マジックテープにより、力が加わっても破れることなく、マジックテープが外れるだけという状態にできます。
バケットシートを使用している人で、シートの擦れが気になる人は、ぜひチャレンジしてみてください。
私の場合、とりあえず擦れ防止が目的で作成したので、見た目はあまり重視していません。
機会があれば、もう少し見た目が良いように、再作成したいと思います。