セキュリティサイレン用のリレー不具合による交換
私のER34に付けているカーセキュリティのサイレンに使用していたリレーに不具合が発生した為、交換することにしました。
ある日、セキュリティを解除したところ、音が出ていませんでした。
サイレンが壊れたのかと思い、サイレンとバッテリーを接続すると、大きな音が鳴りました。
私の場合、セキュリティ本体からの信号を直接サイレンに接続(セキュリティの取付説明書ではこの接続方法)せずに、リレーを介して接続しておりました。
ですので、リレーが怪しいと思い、テスターで電圧を調べることにしました。
リレーについての説明と接続方法
私が取り付けていたリレーは、エーモン製のリレー(品番1245)になります。
このリレーには、パッケージの裏側に下のように説明書きがあります。
少し見えにくいでのリレーの接続方法を解説している部分を拡大すると以下のような感じです。
赤色の線を、バッテリーのプラス端子(常時電源)に接続します。
青色の線を、セキュリティ本体からの作動時に電流が流れる線と接続します。
黒色の線を、バッテリーのマイナス端子(ボディアース)に接続します。
黄色の線を、サイレンのプラス側に接続します。
このように接続すると、青色に電流が流れると、赤色から黄色に電流が流れて、黄色に接続した電装品(この場合サイレン)が作動する仕組みです。
テスターにて電圧確認
まず、リレー黄色の線の電圧から確認してみました。
セキュリティを作動させて電圧を測定したところ、「0.45V」程度でした。
「0V」ではないですが、かなり電圧が低いです。
ちなみに、リレー青線と接続している、セキュリティ本体からの作動時に電流が流れる線の電圧を測定すると、「12V」程度であり、こちらは正常値です。
ですので、リレーの不具合であると断定できました。
リレーを新品に取り換えると、セキュリティサイレンも正常に音が出ました。
取り外したリレーを確認
取り外した不具合の出ているリレーを確認してみました。
リレー本体側を確認してみると、錆らしきものが付いています。
雨などで濡れて錆びているのだと思われます。水分による不具合があったのかもしれません。
次に、コネクター側も確認してみましたが、こちらは特に問題は無さそうです。
明確な原因は分かりませんが、可能性として水分による不具合は想定できます。
ですので、今回の新品リレーの交換の際に、防水対策として、リレー本体とコネクター接続部分やギボシ端子接続部分について、自己融着テープを巻くことにしました。
完全防水というわけではありませんが、少しは対策になるかなと思います。