クーリングパネルとブレーキダクトを岡山国際サーキットにて効果検証
前回に引き続き、ラジエータークーリングパネルとブレーキダクト(改良版)について、昨日の岡山国際サーキットでの走行会で効果検証を行いました。
前回は鈴鹿ツインサーキットでの効果検証でしたが、岡山国際サーキットはストレートも2本ありますし、中高速コーナーも多く、スピードが乗るので、走行風はよく当たるのではないかと思います。
ラジエータークーリングパネルの効果
前回6月の走行時よりも外気温が高いにも関わらず、水温は何とか100℃ギリギリで耐えることができました。
やはりスピードの乗るサーキットだと、効果はある程度はあるのかなと思いました。
ただし最後の周は、電動ファンを作動させました。
もう少し電動ファンを作動させるのが早かったら、もう少し水温を下げれたかもしれません。
ブレーキダクトホース(改良版)の効果
ブレーキダクトホースについては、開口部を大きくするという改良を行いました。
効果はしっかり体感できました。
前回6月の走行時は5Lap目で発生していたべーパーロックが、7Lap目でも耐えることができました。
8Lap目ではさすがにベーパーロックが発生してしまい、ピットインしました。
6月との外気温の差を考えると、かなり効果があったのではないかと思います。
今後の追加対策として
ここまでで、水温及びブレーキに対する冷却対策としては、ある程度は効果があったと思います。
電動ファンについては、作動が遅すぎた為、電動ファンの効果検証はできませんでしたので、次回以降の走行会で、また検証を行いたいと思います。
今後の追加対策としては、下記を検討しています。
まず、水温対策は、最後の手段としてウォータースプレーを検討しています。
また、ブレーキのベーパーロック対策としては、ブレーキフルードを社外品を投入することを検討しています。
現在は、日産純正のDOT4のブレーキフルードを使用しています。
より沸点を高めることでベーパーロック発生を抑えることができればと思います。
現在、色々と思案中です。