NUTEC「NC-41」の余りオイルをフラッシングオイルとして使用

私のER34には、エンジンオイルにNUTECの「NC-41」の4L缶を使用していますが、オイル交換時に、少しオイルが余ります。

ER34のターボ(RB25DET)の場合、オイル交換で使用するオイル量は、カタログ値では以下の通りです。

<カタログ値での交換時のオイル使用量>

・オイル交換のみ:3.9L

・フィルター同時交換:4.3L

ただし、オイルパンのドレインボルトからオイルを抜くので、どうしてもすべて抜けきらない傾向があります。

私の場合、エンジンオイル交換時の使用量は以下の通りです。

<実際の交換時のオイル使用量>

・オイル交換のみ:3.2~3.3L

・フィルター同時交換:3.5~3.6L

ですので、毎回0.4~0.8Lのオイルが余る計算になります。

オイル交換2回につき、1回はフィルター同時交換を行いますので、およそオイル交換6~7回目で余剰のオイルが3.5L程度になります。

世の中には、フラッシング専用オイルというものが存在しますが、洗浄性が高いオイルである為、私としてはあまりエンジン内に余計なものは入れたくないという考えがあります。

実際に、今まで市販のエンジンオイル添加剤も入れたことがありません。それよりも、高性能のエンジンオイルを入れるほうがよいのではないか、という考えがあります。

また、私のER34にはオイルクーラーを付けており、通常のオイル交換では、オイルクーラーのホースとコアの内部のオイルは抜けないため、そこには古いオイルが残っている状態になっています。

一般的には、安いエンジンオイルをフラッシングオイルとして使用することもあるようですが、オイルを混ぜてオイル性能を落としたくないので、同じ性能のオイルの余りで、フラッシングしてみることにしました。

今回行った手順

(1)古いオイルを抜いて、余ったNC-41を注入(通常のオイル交換手順)

(2)エンジンをかけて、約20kmほど走行(その際に高回転まで回したり、ブーストをかけたりと少し負荷をかけました)

(3)その後、通常通りのエンジンオイル及びフィルターの交換

NC-41にてフラッシングをしての感想

上記の(3)を行う際に、エンジンオイルを抜きましたが、僅か20km程度の走行をしただけでしたが、抜いたオイルはそこそこ汚れていました。

オイルクーラーまで循環していると思うので、その分の古いオイルも少なからず攪拌されて抜けてきたのだと思います。

翌日に、オイルレベルゲージでオイル量のチェックをした際も、オイルの色は比較的キレイでしたので、全体としての洗浄効果はあったのかなと思います。

NUTECのオイルでフラッシングというのは、少し贅沢な(もったいない?)気がしますが、余って捨てると思えば、有効活用したと、自分に言い聞かせています。

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