ER34のエバポレーター洗浄作業について
先日にER34のエアコンフィルターを交換した際に、エバポレーターの洗浄を実施しました。
今回はその作業手順と注意事項について記事にしたいと思います。
エバポレーターの洗浄で用意した物
①カーエアコン専用洗浄剤
カーエアコン専用の洗浄剤として、ザックジャパンの「スーパージェットマックス」を用意しました。
いつものようにネットでの購入です。
家庭用エアコン用でも代用できるかもしれませんが、製品の注意書きには「カーエアコンには使用できない」という記載がありましたので、念のためにカーエアコン専用を用意しました。
以下の製品は家庭用エアコン用の洗浄スプレーです。
②掃除ブラシ
エバポレーターの表面を掃除する用として、100均でブラシを用意しました。
歯ブラシなどでもよいですが、少し長い方が作業しやすいです。
私は、購入した2本のブラシを接続して、長い1本のブラシにしてみました。
こうすることで、エバポレーターの奥の方にも届きます。
③ハンドスプレー
中に水を入れて、エバポレーターの表面に水を吹きかける為に使用します。
ホームセンターのガーデニング用品売り場で、ハンドスプレーを購入しました。
エバポレーターの洗浄手順
①エアコンフィルターを取り外す
エアコンフィルターを取り外すと、エバポレーターを確認することができます。
②エバポレーター表面に付着した埃やゴミを除去
掃除ブラシとハンドスプレーを使用して、エバポレーターの表面に付着している埃やゴミを除去します。
ハンドスプレーで水をかけながら、掃除ブラシでエバポレーター表面を磨くようにします。
③エバポレーター周辺を養生する
洗浄剤の「スーパージェットマックス」を使用するための下準備として、開口部の下側を中心に養生します。
万一、液剤が溢れてきた時に室内が汚れないための対応です。
④エアコンスイッチの設定を行う
「内気循環」「噴出口はフット位置」「エアコンON」「最大風量」「温度設定は最低温」に設定します。
⑤「スーパージェットマックス」を噴射する
取扱説明書には、フィルターを外した開口部の4分の3にガムテープを貼って、その上からスーパージェットマックスを噴射するように記載があります。
3分間かけて、スプレー缶の約半分を注入します(1缶で2台分使用できます)。
ただし、実際にこの状態で噴射すると、空いている4分の1の隙間から液剤が噴き出してきました(-_-;)。
そのため、私は以下の方法でエバポレーターに噴射しました。
(1)エアコンを停止して、エバポレーターに向けてスーパージェットマックスをある程度噴射。
(2)残りの4分の1の隙間も塞いで、エアコンを最大風量にして乾燥。
上記の(1)と(2)の手順を数回繰り返しました。
⑥液剤注入後に15分間最大風量で乾燥させる
注入した液剤を乾燥させるため、15分間は最大風量にしておきます。
エバポレーター洗浄後の感想
エバポレーターの洗浄前と洗浄後を比較してみました。
<洗浄前のエバポレーター>
<洗浄後のエバポレーター>
見た目にはキレイになったので、実際に作業前後で温度を測っていませんが、エアコンの効きや風量にも多少は改善されていると思います。
また、エアコン風がカビ臭い場合などにも効果があると思います。
エバポレーターの洗浄にはエアコンフィルターを外す必要があるので、エアコンフィルターの交換とセットで実施するのが効率よいです。
今後も、エアコンフィルター交換のタイミングで、エバポレーターの洗浄を実施していきたいと思います。