D-MAXのクリスタルウインカーの雨漏り修理について
私のER34に取り付けている、D-MAXのクリスタルウインカーですが、先日洗車機を通したところ、助手席側のフロントウインカーの内側に多数の水滴がついていました。
取り外したところ、中にはしっかり水が溜まっていました。
完全に雨漏りです(-_-;)・・・。
フロントウインカー本体を車体から取り外して、確認してみました。
購入時に施工したシーリング材の一部が完全に剥がれているようでした。
元々、社外品のランプ類は結構防水加工が甘いので、取り付ける前に防水加工をしておいたのですが、どうしても長く使用しているとシーリング材の劣化は発生してきます。
ですので、再度シーリング材による防水加工を行いました。
シーリング材として使用した製品
防水加工に使用したシーリング材は、コニシ株式会社の「バスボンドQ」という浴室等の水まわりの補修に使用する製品を使用しました。
この「バスボンドQ」という製品は、シリコーン樹脂を使用しており、水・熱(+150℃)・寒さ(-40℃)・洗剤などの薬品にも強いので、車の外装にも使用できます。
防水加工が目立たないように、色調は「クリヤー」を選択しました。
再防水加工の手順
①古いシーリング材を可能な限りで剥がしておく
古いシーリング材は全て剥がしておくのがベストですが、それが難しい場合は、可能な限りで古いシーリング材を剥がしておきます。
②シーリング材が付着しないようにウインカー表面にマスキングテープを貼る
シーリング材が不必要な場所に付着しないようにマスキングテープを使用します。
③透明部分と本体部分を接続している箇所にシーリング材を塗る
ウインカーに限らず、ランプ類は透明部分と本体部分がシーリング材で接着されています。
前回もその上からシーリング材を塗りましたが、経年劣化でシーリング材が剥がれてくることを想定して、今回は少し多めに分厚くシーリング材を塗ってみました。
④マスキングテープを剥がして硬化させる
バスボンドQを塗り終えた後、すぐにマスキングテープを剥がします。
硬化時間は、温度・湿度とバスボンドQの厚さにより違いがありますが、気温5℃・湿度30%・厚さ4mmの場合、約15時間で硬化するようです。
硬化時間については、製品のホームページや製品パッケージの裏面にも記載されています。
再防水加工後の感想
今回の雨漏りは助手席側のフロントウインカーのみでしたが、念のために運転席側のフロントウインカーも同様に防水加工をしました。
再防水加工を実施している間は、元々付いていたNISMOのクリアウインカーを取り付けていました。
見た目で比較すると、D-MAXのクリスタルウインカーの方が、今時の車という印象があります。
<NISMOクリアウインカー取り付け時> <D-MAXクリスタルウインカー取り付け時>
また、フロントウインカーのバルブには、フィリップスの「X-treme Ultinon LED Amber T20」を装着していますが、NISMOのクリアウインカーよりD-MAXのクリスタルウインカーの方が明るく点滅してくれます。
最後に、肝心の防水加工の効果についてですが、洗車機を通しても、雨が降った後でも、雨漏りは一切ありませんでした。
今後も雨漏りがないかどうかを、洗車後にしっかりチェックしておきたいと思います。