SPARCO製レーシンググローブ「LAND RG-3」の補修と洗濯
先日、新しいレーシンググローブを購入しましたが、古い「LAND RG-3」を捨ててしまうのはもったいないので、補修と洗濯を行うことにしました。
「LAND RG-3」を購入したから5年以上使用していますが、一度も洗ったことがありませんでした。
レーシンググローブを洗うことで不具合があっても嫌だったので、これまで敬遠していましたが、ダメもとでチャレンジしてみました。
グローブのグリップ部分の剥がれ補修
手のひらのグリップ部分の剥がれを、黒色の糸で縫い付けます。
ステアリングを握ると見えない部分なので、見た目はあまり気にせずに縫い付けました。
<補修前>
<補修後>
レーシンググローブの洗濯手順
(1)バケツにぬるま湯を注いで中性洗剤を入れる
まず、バケツにぬるま湯を注いで、中性洗剤を入れておきます。
SPARCO「LAND RG-3」の素材はアラミド繊維となっており、漂白剤はNGですが、洗剤の種類は特に指定はありません。
弱酸性洗剤、弱アルカリ性洗剤でも大丈夫そうですが、安全に「中性洗剤」にしておきました。
(2)レーシンググローブを装着してバケツの中で洗う
レーシンググローブを手に装着して、バケツの中で手を洗うようにグローブを洗濯します。
これは、グローブが型崩れしないようにするためです。
終わったら、グローブを外して、バケツの中につけ置きしておきます。
透明なぬるま湯が、薄黒く濁ってしまいました(-_-;)。
(3)ぬるま湯でレーシンググローブについた洗剤を洗い流す
洗剤での洗濯が終われば、バケツにきれいなぬるま湯を入れて、再度レーシンググローブを装着して、バケツの中で手を洗うようにして洗剤を落とします。
その後、バケツのぬるま湯を入れ替えて、バケツの中でグローブを外して、やさしく揉みほぐして洗剤を洗い流します。
(4)乾いた雑巾を押し付けて水分を吸い取る
洗剤をきれいに洗い流した後に、水分を取り除くのですが、絞ったり、ねじったりすると、グローブが型崩れしてしまいます。
ですので、やさしく乾いた雑巾を押し付けて水分を吸い取るようにします。
(5)風通しのよい場所で陰干しする
最後はグローブをしっかり乾燥させます。
紫外線がNGなので、日向干しは厳禁です。
風通しのよい場所で陰干しが基本となりますので、私は部屋干ししました。
完全に乾燥させるのに、丸一日かかりました。
洗濯後の感想
せっかくですので、洗濯前と洗濯後の状態を写真で比較してみます。
<洗濯前>
<洗濯後>
手の甲の側には変化がありませんが、手のひらのグリップ部分は明らかにキレイになりました。
また、洗濯後の「LAND RG-3」を装着して動かしてみましたが、特に不具合は感じられませんでした。
あまり頻繁に洗濯するものではないですが、今後は1~2年に1回ぐらいは洗濯することも検討したいと思いました。