ER34のウインドウォッシャー液の交換作業
先日、ER34のウインドウォッシャー液の交換を行いました。
もっとも私は、あまりウインドウォッシャーを使用しません。
汚れている状態でワイパーを作動されると、ワイパーゴムを傷めてしまう為、窓ガラスが汚れている場合は濡らしたクロスで拭き上げるようにしています。
そのため、水道水をウォッシャータンクに入れておりましたが、水道水は塩素の成分が腐敗してしまい、カビが発生する原因となります。
ですので、市販のウインドウォッシャー液に交換することにしました。
今回使用したウインドウォッシャー液
ウインドウォッシャー液の種類について
ウインドウォッシャー液にも、いくつか種類があります。
1.洗浄成分のみのウォッシャー液
2.撥水効果のあるウォッシャー液
3.油膜取り効果のあるウォッシャー液
4.寒冷地仕様のウォッシャー液
5.虫取り効果のあるウォッシャー液
私の場合、特殊な効果は必要なく、水道水でもよいと思っていたぐらいですので、「1」の洗浄成分のみのウォッシャー液にすることにしました。
古川薬品工業「クリアウォッシャー液2L」について
私が今回購入したのは、古河薬品工業株式会社の「クリアウォッシャー液2L」という商品になります。
<商品の特徴(パッケージの記載内容)>
・フロントガラスやボディに残るウォッシャー液の成分の垂れジミや白残りがない
・フロントガラスの汚れを気化性洗浄剤VACが素早く洗浄してクリアな視界を確保
・フロントガラスに撥水コーティングを施工している車にもおすすめ
・原液凍結温度が-30℃
・ゴムや塗装面を傷めない品質なので安心
この商品を選択した理由としては、撥水タイプのワイパーゴムを使用しており、フロントガラスが撥水コーティングされているため、撥水コーティングに影響が出ないウォッシャー液を使用したかったというのがあります。
ウインドウォッシャー液の交換手順
(1)ウォッシャータンクのフタを開けて、フタのチューブを外す
ウォッシャータンクのフタを開けると、フタに長いチューブがくっついています。
このチューブをフタから取り外します。
引っ張ると簡単に外すことができます。
(3)ポンプとチューブをつなぎ合わせて、チューブをタンク内に入れる
今回の交換に際して、以下の物を購入しました。
・ポンプ式ボトル
・エアーチューブ(観賞魚用)
ポンプ式ボトルは、以前パワステフルードの交換でも使用した100円ショップの物です。
エアーチューブは、観賞魚用のチューブになります。
接続順としては、「ポンプ」→「観賞魚用エアーチューブ」→「ウォッシャータンクフタのチューブ」としました。
下の写真は、ポンプに観賞魚用エアチューブを差し込んだ状態です。
次の写真は観賞魚用エアチューブをウォッシャータンクフタのチューブに差し込んで、タンク内に入れた状態です。
(4)ポンプを作動させて水を引き上げる
ポンプを作動させて、ウォッシャータンク内の水を引き上げます。
ポンプから水が出てくるまで、ポンプを作動させます。
(5)観賞魚用エアチューブからポンプを外して水を排出する
ポンプから水が出てくるまで水を引き上げたら、ウォッシャータンクより低い位置で、観賞魚用エアチューブからポンプを外します。
すると、「サイフォンの原理」により水がチューブよりどんどん排出されます。
水が排出されなくなるまで、待ちます。
私の場合、タンク内に入っていた液体が水道水なので地面に垂れ流しましたが、ウォッシャー液の場合はきちんと容器で受けて、適切に処分しましょう。
(6)ウォッシャー液をタンクに注ぐ
タンク内の液体が全て排出できたら、新しいウォッシャー液を注ぎます。
その際に、オイル交換でも使用した紙のジョウゴを使用しました。
ウォッシャータンクの水位の確認方法
最後に、ウォッシャータンクの水位を確認する方法について、書きたいと思います。
まず、ER34のウォッシャータンクの容量についてですが、取扱説明書には「約3.5L」と記載があります。
今回は、2Lのウォッシャー液を用意して、少し別用途で使用したため、実質は1.7L程度を注ぎました。
ですので、最大容量の約半分ぐらいがウォッシャータンク内に入っているはずです。
さて、本題ですが、ウォッシャータンク水位の確認について、まずウォッシャータンクのフタに注目します。
真ん中に小さい穴が空いているのが分かると思います。
この穴を指で押さえながら、フタを開けて引き上げます。
すると、タンク内の水位でウォッシャー液がチューブ内に留まりますので、水位が分かります。
水の入ったコップにストローをさして、ストローの口を指で押さえて引き上げると、水が落ちないという原理と同じです。
ウォッシャー液が透明なので分かりにくいですが、黄色の矢印のところまで水が入っていました。
およそ1.7Lでこの水位であることを一つの目安として記録しておきたいと思います。
今後、ウォッシャー液の残量を定期的にチェックしながら、少なくなってきたら同じウォッシャー液を購入して、継ぎ足したいと思います。