ER34のオイルキャッチタンクのホース交換と移設作業を実施
「ER34のエンジンルーム内の美装・メンテナンスプロジェクト」の第二弾として、「オイルキャッチタンクのホース交換と移設」作業を実施しました。
オイルキャッチタンクを取り付けて、7年ほど経過していますが、その間一切のメンテナンスを行っておりませんでした(-_-;)。
機能的には問題なさそうですが、見た目と移設が主目的で作業を行いました。
既存の位置にSARDのオイルキャッチタンクを取り付けた理由として、オイルキャッチタンクを購入時に付属していたホースが1mであり、ホースが届く範囲内で取り付け位置を検討した結果、助手席側のヘッドライト裏付近のスペースに取り付けていました。
今回は、新たにホースを購入しましたので、取り付け位置の自由度があります。
今回購入したオイルキャッチタンク用のホースについて
今回、オイルキャッチタンク用のホースとして購入したものは、トヨックス製の「ハイブリッドトヨロンホース」という商品になります。
<ハイブリッドトヨロンホースの仕様>
・内径×外径:15mm×22mm
・主材質:軟質塩化ビニール
・補強材:高張力樹脂ワイヤー/ポリエステル糸(ハイブリッド補強構造)
・流体:油、薬品(ガス・純水含む)、粉体、空気、水、温水
今後の交換も考慮して、Yahoo!ショッピングにて5m購入しました。
既存のオイルキャッチタンクの確認
まず、既存のオイルキャッチタンクの取り付け位置と、ホースの状況の確認です。
<既存のオイルキャッチタンクの取り付け位置>
<エンジンのヘッド側のホースの状態>
オイルで黒っぽくなっていました。
それと、エンジンの熱により、ホースの黒っぽくなっている部分は、まるでプラスチックのようにカチカチに硬化していました(-_-;)。
<中間のホースの状態>
色も薄くなって透明感は無くなっていますが、硬化はしていませんでした。
オイルキャッチタンクの取り外しとオイル抜き
オイルキャッチタンクをホースから取り外してみました。
少しオイルが溜まっているようですが、専用のドレインがありませんので、レベルゲージの下側のボルトを外してオイルを抜きます。
このボルトは10mmのスパナで外すことができます。
感覚的には50mlぐらいは溜まっていたと思います。
7年分にしては、少ない方でしょうか。
オイルを抜いた後は、念のためシールテープを巻いてから、ボルトを取り付けます。
オイルキャッチタンクの移設
オイルキャッチタンク本体を運転席側のヘッドライト裏とバッテリーの前のスペースに移設しました。
取り付けには、ボディにL字ステーを取り付けて、そのステーにオイルキャッチタンクを取り付けました。
また、今回の移設のタイミングで、オイルキャッチタンク上半分の見える部分を「ピカール」で磨いてみました。
エンジンヘッド側の取り付け部分もホースが新品なので、透明感があってキレイです。
ホースの真ん中付近で、タイラップにて固定してみました。
今回の作業を終えての感想
運転席側の方が十分なスペースがあり、無理なく取り付けることができます。
ホースが新品で透明感があるため、エンジンルームのアクセントとしてもイイ感じです(>_<)。
また、ホースがエンジンを横切る形で取り付けるため、オイルキャッチタンクを取り付けている感があり、チューニングされたエンジンルームを演出できます。
今回のホースの耐久性がどの程度か分かりませんが、定期的に交換したほうが安心ですし、見た目にもよいです。
今後、2年に1回ぐらいはホースを交換してみようと思います。