BLITZ(ブリッツ)製の「スーパーサウンドブローオフバルブVD」をER34に取り付け
私のER34には、中古で車を購入した時に、BLITZ製の「スーパーサウンドブローオフバルブDD(今回の製品の前のモデル)」が装着されていました。
このブローオフバルブは、大気開放になっており、ディーラーでは入庫拒否されましたので、下の写真のように、純正のリサキュレーションバルブを購入し、取り付けていました。
この純正のリサキュレーションバルブに不満があったわけではないですが、ハイブースト時に安定するかもと思い、今回は社外品で車検対応のリターンタイプのブローオフバルブを取り付けることにしました。
今回取り付けた製品について
今回取り付けたものは、BLITZ(ブリッツ)の「SUPER SOUND BLOW OFF VALVE VD(スーパーサウンドブローオフバルブVD」という製品になります。
VDは「VENTURI DRIVE(ベンチュリ ドライブ)」の略のようで、大気開放タイプのファンネルの形状が、ベンチュリ形状であることから来ていると思われます。
箱の中身はこんな物が入っています。
上の写真は大気開放タイプのベンチュリファンネルが装着されていますが、リターンパイプと取り換えることが可能です。
下の写真の真ん中の部品がベンチュリファンネル、右側がリターンパイプになります。
リターンパイプを取り付けた状態のブローオフバルブは、こんな感じになります。
純正リサキュレーションバルブについて
取り外した純正リサキュレーションバルブについて、改めて確認してみました。
インテークパイプへの取り付け面側を見ると、こんな感じです。
バルブの横にある小さい穴を、イモネジなどで塞ぐというチューニングは定番です。
私は完全に塞ぐ形でなく、穴を小さくするような加工を施しておりました。
それでも、ブーストの立ち上がりやレスポンスが良くなりました。
また、バルブ部分を手で押し上げてみて、スプリングの硬さを、BLITZ製のものと比較してみました。
明らかに、純正の方が柔らかい感じがして、BLITZ製のものが強化されていることが確認できましたので、この点は期待できそうです。
BLITZのブローオフバルブを取り付けての感想
(1)スプリングの硬さ調整が可能
ブローオフバルブ本体の上部にアジャストスクリューがあり、こちらでスプリングの硬さを調整することができます。
下の写真の赤色の矢印の部分になります。
一番緩めている状態(柔らかい状態)で、アジャストスクリューが9mm程度飛び出している状態です。
せっかくなのでm2mm程度締め込み、7mm程度飛び出している状態にしました。
(2)バキュームニップルの位置が悪い
ブローオフバルブを取り付けた時に気になった点ですが、バキュームホースと接続するブローオフバルブのバキュームニップルの位置が悪いです。
バキュームニップルは下の写真の黄色の矢印の部分ですが、この位置にあることで、ブローオフバルブ本体をインテークパイプに取り付ける際にラチェットレンチが入りません。
ですので、本体をインテークパイプに取り付ける際は、メガネレンチを使用してボルトの締め付けを行いました。
<実際に走行してみて>
実際に走行してみて、アクセルレスポンスが良くなった感じがしますし、ハイブースト時も安定しているような気がします。
また、負圧~ブースト50kPaぐらいからのアクセルオフだと、少しバックタービン音がします。
純正リサキュレーションバルブではバックタービン音はしなかったので、ブローオフバルブのスプリングレートは硬くなっていることが実感できます。
スプリングレートについては、もう少し走行しながら調整していきたいと思います。