ER34に装着のSARD「SPORTS CATALYZER(スポーツキャタライザー)」付近の異音・振動の対応
3週間ほど前より、室内に排気音がこもるような感じがありました。
最初の頃の症状としては、以下のような感じでした。
<初期の症状>
・エンジン始動直後、エンジンが暖まるまでは排気音がこもる感じ
・エンジンルームを開けても、エンジン音が大きいという感じではない
・暖まると排気音のこもりはある程度解消される
半年ほど前にER34に装着したSARDの「SPORTS CATALYZER」について、使用してくるとこんな感じなのかな、という程度に思っていました。
そして、ここ1週間で上記の症状に加えて以下のような症状が出てきました。
<追加の症状>
・エンジン始動後、エンジンが暖まるまでセンターコンソールの下辺りで振動が発生
・車の外にて、運転席ドア及び助手席ドアの下あたりから排気音が聞こえる
・車の外にて、運転席ドア及び助手席ドアの下あたりから排気ガスの臭いがする
この症状を確認した時点で、触媒付近の排気漏れを疑いました。
ジャッキアップして、スポーツキャタライザーの取り付け部分を見てみると・・・
なんと、フランジボルトとナットが緩みまくって、ナットが脱落しかかっていました。
その場所は、下の写真の赤で囲った部分です(写真は締め付け済)。
発見した状態では、フランジボルトとナットで締め付けられていないに等しい状態でしたので、本来4箇所をボルトとナットで止まっているところを3箇所のみで止めていたという状態です。
今回の緩んでいた、フロントパイプ側の助手席側のフランジボルトとナットを締め付けた後、残りの3本もチェックしてみました。
結果は、締めつける余裕があるぐらい緩んでいましたので、締め付けを行いました。
振動により緩んできたのか、そもそも最初の取り付け時に締め付けトルクが不足していたのか、今となっては分かりません。
ただ、今回を機に、排気系のボルトとナットの緩みのチェックを行ってみたいと思います。
皆様も、違和感、異音、振動を感じたら、まずパーツの取り付け部の緩みのチェックをしてみるとよいと思います。