ER34の電動ファン強制起動スイッチの取り付け

ER34のエアコンコンデンサーの前についている補助電動ファンを、エアコンOFFでも強制的に起動させるスイッチを取り付けることにしました。

通常はエアコン使用時に、ある一定条件になると起動するようです。

ある一定条件というように曖昧な表現をしていますが、エンジン始動直後ではエアコンONでも電動ファンは起動していませんでしたので、水温などの何か起動条件があるのだと思います。

今回の電動ファンの強制起動の理由は、サーキット走行での水温対策です。

強制電動ファンスイッチの作成手順

(1)ECUの配線を取り出す

ER34では、ECU(エンジンコントロールユニット)の下記の配線図の赤色の配線をアースに繋げれば、電動ファンが起動します。

ECU配線(電動ファン)

写真では、緑色の配線(赤矢印)になります。

ER34 電動ファン配線

 

(2)リレーとスイッチを使用して配線

ECUから取り出した配線を下の図のように配線します。

電動ファンが起動しているのが分かりやすいように、起動時にLEDが点灯するようにエーモン製の貼り付けプッシュスイッチ(品番1621)を使用しました。

リレーは、同じくエーモン製のリレー(品番1245)を使用しました。

ER34電動ファンスイッチ配線

<電動ファンスイッチOFF>

ER34電動ファンスイッチオフ

 

<電動ファンスイッチON>

ER34電動ファンスイッチオン

 

 

電動ファン強制起動スイッチを取り付けての感想

・貼り付けスイッチなので、取り付けは両面テープで好きなところに取り付けることができる

・電動ファンの消費電力が大きいので、強制起動させると起動時に少し電圧が下がる

肝心の冷却効果については、街乗りレベルでしか確認できていませんが、ファンを回して20~30秒後に3~5℃程度水温が下がりましたので、一定の冷却効果はあるような気がします。

サーキット走行で、どの程度効果があるか、また評価してみたいと思います。

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