86(ZN6)の運転席にRECARO「RS-G」を取り付け
以前にER34に取り付けていた、運転席と助手席のRECAROシートを86(ZN6)に取り付けることにしました。
RECAROシートを移設しようと考えていたので、ER34を手放す前に取り外しておりました。
まずは、運転席にRECARO「RS-G」を取り付けます。
取り付ける際には、86(ZN6)用のベースフレームが必要となります。
86(ZN6)用のベースフレームについて
<運転席側のベースフレーム>
・メーカー:RECARO
・品番:2080.025.2
86(ZN6)へRECARO「RS-G」取付時のポイント
86(ZN6)へRS-Gを取り付けるにあたり、ポイントは2点あります。
①シートベルトのバックルの取り付け
純正のシートベルトのバックルをそのまま「RS-G」に取り付けると、シートベルトを差し込むことができません。
ステー等で延長する必要があります。
ただし、純正シートベルトバックルの形状からすると単純に延長するだけでなく、少しシートから離れるように延長する方がよいです。
そこで、RECARO用ではないですが、以下のBRIDE製のものを購入しました。
・メーカー:BRIDE
・品名:GIASⅡ ベルトフックS字ステー
・品番:P41NPO
このパーツを使用して、以下のように取り付けました。
これで、無事にシートベルトを差し込むことができます。
②エアバッグキャンセラーの取り付け
86(ZN6)の純正シートには、サイドエアバッグが装着されており、そのままだとエアバッグ警告灯が点灯したままになってしまいます。
そこで、これもRECARO用ではないですが、以下のBRIDE製のものを購入しました。
・メーカー:BRIDE
・品名:サイドエアバッグキャンセラー
・品番:A52NPO
この製品を、カプラー用の細線端子を使用して加工します。
純正シートの裏側に、2つのカプラーが取り付けられており、白色がシートベルトセンサーのカプラー、黄色がサイドエアバッグのカプラーになります。
このコネクターを取り外し、シートを交換した後に、配線加工したサイドエアバッグキャンセラーを、シート下にあるサイドエアバッグのカプラーに接続します。
サイドエアバッグキャンセラー配線とカプラーをビニールテープで巻いて固定しておきます。
RECARO「RS-G」を取り付けての感想
交換前後の写真で比較してみると、こんな感じです。
<純正シート>
<RECARO RS-G>
純正シートよりも座面が低くなりますので、乗り降りは純正シートよりも大変です。
座面が低くなることで、重心も低くなるので、運動性能は上がっていると思います。
またRS-Gの方が純正シートより軽いので、軽量化にもなります。
ただし、フルバケの「RS-G」を取り付けると、リアシートへの乗り込みが結構大変です。
リアシートへ乗降するだけでなく、整備のためにリアシートへ移動する際も、結構大変です。
ですが、ホールド性が高いので、モータースポーツを行うなら、RS-Gは非常によいと思います。
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